
赤ちゃんが欲しい、と望んでいる方は少しでも早くその兆候をつかみたいものですよね。
妊娠検査薬を使いたくても生理予定日1週間後までは反応が出ないことが多いので、その間はちょっとした体の変化でも「これってもしかして…」とやきもきしてしまうかもしれません。
そんな方のために妊娠超初期の症状をまとめましたので、当てはまる症状がないかチェックしてみましょう。
妊娠超初期とは?

「妊娠超初期」とは妊娠0週~妊娠4週までのことをいいます。この時期はまだはっきりとした妊娠の症状が出にくい時期。妊娠検査薬を使ったり病院で診断してもらうもっと前の段階になります。
妊娠日数の数え方
先に妊娠日数の数え方について触れておきましょう。きちんとしたリズムで月経がある方であれば、最終月経の開始日を0週0日としますので、翌日から妊娠0週1日、0週2日…と数えていきます。以降、7日で1週、4週を1カ月としますが、以下の例のように7日目=1週0日となりますので注意しましょう。
例:
2月1日(最終月経開始日)=妊娠0週0日
2月2日=妊娠0週1日
2月7日=妊娠0週6日
2月8日=妊娠1週0日
月経初日から数えることに違和感を覚える方もいるかもしれませんね。
妊娠0週0日~2週0日は基本的に排卵日前になりますので、妊娠は成立していない時期。本来であれば「妊娠」という定義自体が間違っているのですが、この数え方はWHOによって定義され、世界的な基準になっているんです。
排卵日を妊娠0日とするのがぴったりな気もしますが、排卵日が正確にわからないケースもあるため、月経初日に基準をおいたとも言われています。
兆候はいつから起こる?

先にお話ししたように0~2週はまだおなかに赤ちゃんはいません。排卵が起こり、無事受精した受精卵が1週間ほどかけて子宮にたどり着きます。
そして子宮内膜に着床した点で妊娠が成立し、赤ちゃんの発育が始まります。そのため兆候が起こるのは早くておよそ妊娠3週以降から。時期としては次の月経予定日の一週間前くらいになります。
具体的な8つの症状

では具体的にどんな症状がでるのでしょうか? いずれも個人差がありますし、何も症状が出ないという方もいます。当てはまる症状があっても必ずしも妊娠しているとも限りませんので、一喜一憂しすぎないようにしましょう。
1.着床出血
受精卵が子宮内膜に着床し妊娠が成立すると、わずかに出血が見られることがあります。これを「着床出血」と言います。
受精卵は細胞分裂を繰り返しながら子宮にたどり着きます。その過程で「胚盤胞」という状態まで育ちますが、細胞壁の一部は厚くなっているため、着床するときに子宮内膜の組織や血管を傷つけ出血が起こるのです。
月経が近くなるとおこることが多いので、月経と勘違いしてしまう方も。しかしこの着床出血は必ず起こるものではなく、症状が見られないケースのほうが多いとされています。
2.眠気とだるさ
妊娠すると黄体ホルモンが優位になります。このホルモンの変化によってホルモンバランスが崩れ、自立神経に影響するため眠気やだるさにつながるのではとされています。黄体ホルモンはプロゲステロンとも呼ばれ、赤ちゃんの発育に必要なホルモン。ですがお母さんにとっては体の不調を引き起こしてしまうケースもあるんですね。
3.吐き気
妊娠初期によくみられるつわり。妊娠超初期の早い段階でも起こることがあります。よくあるような突然吐き気をもよおすというものではなく、食欲の低減やにおいに敏感になることが多いようです。またムカムカがおさまらないのも症状のひとつです。
4.頻尿
妊娠すると生殖腺ホルモンが分泌され、血液が腰のあたりに集中します。これに刺激を受けてぼうこうが過敏に反応することで、トイレの回数が増えるという症状がみられる場合も。
また子宮の急な変化によってすぐそばのぼうこうが影響を受けるということも考えられます。仕事中などは煩わしいものですが、ぼうこう炎につながりますので我慢は禁物です。
5.食べ物の好みの変化
つわり同様こちらも妊娠初期の症状としてよく知られるのではないでしょうか。妊娠超初期から好みが変わることもあります。 今まで好きだったものを突然受け付けなくなったり、普段あまり食べなかったものを好むようになるので、わかりやすい変化ですよね。
6.胸の張りや乳首の痛み
生理前にも胸の張りを感じることがありますが、妊娠超初期でも同じく胸が張ることがあります。これは出産後に向けて乳腺や乳管が発達するため。また乳首が痛くなることもあり、ひどい場合は服やブラジャーがすれるたびに痛みを感じるというケースもあります。
7.頭痛・腰痛
眠気と同様、黄体ホルモンの分泌量が増えることによって頭痛や腰痛に悩まされることもあります。黄体ホルモンは血液の循環を良くするため血管を拡張させる作用があります。その影響で片頭痛のようなズキズキとした頭の痛みがあらわれることも。
同時にリラキシンという卵巣ホルモンが骨盤をつなぐじん帯を緩め、骨盤が開いて不安定になります。このことから腰痛が起こりやすいとも言われます。
8.風邪のような症状
妊娠すると低温期よりも0.3~0.5度高い高温期が続きます。この微妙な体温の変化で気温が低く感じられ、結果寒気を感じます。先にお話ししたようなだるさや頭痛などの症状と合わせて、風邪と間違える方もいるようです。基礎体温を付けている方であればこの体温の変化で気づくことも多いでしょう。
妊娠超初期に注意したいこと

上記のような兆候が見られ、「もしかして妊娠しているかもしれない…」と思ったらすぐに赤ちゃんを守る準備に入りましょう。
- アルコール、たばこをやめる
- カフェインを控える
- 妊娠時に必要な栄養をとる
妊娠中に気を付けたいのはアルコール、たばこ、カフェインの3つ。妊活されている方であれば控えていると思いますが、中には妊娠に気づかずに摂取していたという方も。 少しでもリスクを低減したいのであればこれらはなるべく早くやめたほうが安心ですよね。薬を気にする方もいると思いますが、妊娠超初期であればあまり赤ちゃんに影響はないとされています。
また赤ちゃんの成長のために妊娠時に多く必要とされる栄養をとるのも大切。 代表的なものはたんぱく質、鉄分、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、水溶性ビタミンなどです。 特に水溶性ビタミンのひとつである葉酸は妊娠1カ月前から妊娠3カ月の間にもっとも必要な栄養素。普段の食事に加えてサプリなどから摂取するよう厚生労働省からも推奨されています。
まとめ
以上、妊娠超初期にみられる8つの症状をご紹介しました。早い段階で兆候をつかむことで、赤ちゃんのためにできることが増えるというメリットがあります。
ただしこの時期の兆候は個人差が大きく、出る症状自体もさまざま。妊娠が確定するまではあまり神経質になりすぎず、できることを心がけましょう。
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