妊娠13週の赤ちゃんの様子は？胎動は感じる？

妊娠13週は4カ月の2週目。つわりが続いていた妊婦さんもそろそろ落ち着く頃です。この頃の赤ちゃんとママはどんな様子なのでしょうか。

妊娠13週の赤ちゃん。大きさはこぶし大くらい

この頃になると赤ちゃんは身長7.5cm、体重は20ｇほどでだいたいこぶし大くらいの大きさです。

主な臓器はほとんど出来上がり、羊水を肺に入れたり出したりして呼吸の練習をし始めます。また飲み込んだ羊水を尿として排せつするようにもなります。

妊娠13週で胎動は感じる？

赤ちゃんがお腹の中で動き回る胎動。この胎動で妊娠を実感したり元気に育っているな、と安心するという声も少なくありません。 この時期の赤ちゃんは手足や指を動かせるようになり、活発に運動しています。ただしまだ胎動を感じることは難しく、気が付かない人がほとんどです。

「ピクピクするような違和感を感じたと」いう体験談もありますが、腸の動きと区別がつきにくく、はっきりとわかるのは20週前後、早くても16～17週です。既に出産経験のあるママであれば早めに気づくことも多いようですが、個人差もあるためあまり神経質にならないようにしましょう。

エコーで性別はわかる？

早く赤ちゃんの性別を知りたくてヤキモキする方も多いかもしれませんね。

この頃になると男女それぞれの性器がつくられますが、エコーではまだ性別はわかりません。早ければ16週ごろから確認ができるので、楽しみに待ちましょう。

流産の確率はぐっと減る

妊娠初期は最も流産しやすい時期と言われていますが、その目安となるのが12週です。

12週未満での流産は早期流産と呼ばれ、全妊娠におこる流産のうち約8割がこの早期流産であることがわかっています。

そのため「12週の壁」とも言われ、この時期を過ぎ13週目に入れば妊婦さんはほっと一安心。流産の可能性は大幅に低くなります。

ただし油断は禁物ですので、くれぐれも無理しないようにしましょう。

妊娠13週のママ

お腹の中ですくすくと育つ赤ちゃん。一方でママの身体にはどんな変化があるのでしょうか。

お腹の大きさは？

妊娠13週頃になると徐々にお腹の膨らみが目立ち始めます。

デザインによっては服の上からもわかるようになりますが、まだ周りから気づかれるほどではありません。

このころから妊娠前に着ていた服や下着がきつくなってくるので、ゆったりしたマタニティ用のものをそろえていくといいですね。

子宮では徐々に胎盤が完成し始めます。胎盤の完成は15週頃と言われていますので、あと一息といったところですね。子宮の大きさは2倍ほど（新生児の頭と同じくらい）になります。

この時期の子宮はどんどん伸びていくため、その違和感でお腹の張りや生理痛のような痛みを感じることがあります。出血などがなく一時的な場合は問題ありませんが、心配であればかかりつけの医師に相談しましょう。

つわりがらくになる

ほとんどの妊婦さんが経験すると言われているつわり。13週目に入る頃はピークを過ぎ、らくになってくることが多いです。徐々に吐き気などが減り、食事もできるようになるので食べる喜びを感じる方も多いでしょう。

ただしつわりには個人差があるため、人によっては症状が続くケースもあります。あくまでも目安ということを認識しておきましょう。

妊娠13週にやっておきたいこと

妊娠線予防

忘れてはいけないのが妊娠線のケア。

妊娠線とは皮膚の真皮や皮下組織が引っ張られて断裂してしまうことでできる赤紫の線のことを言います。お腹だけでなく胸やお尻、太ももなどにできることもあり、ケアしないとできやすくなってしまいます。

一度できてしまうと薄くはなるものの、完全にはなくなりません。皮膚の伸びが弱いこの時期から妊娠線クリームやオイルなどで保湿して予防しましょう。

体重管理をしっかりしよう

つわりが終わり、食べられるようになると気を付けたいのが体重の増加です。

食べられなかった反動で食べ過ぎてしまい、急激に体重が増える妊婦さんも少なくありません。

太りすぎると妊娠糖尿病や妊娠高血圧症候群などのリスクが高まり、お腹の赤ちゃんへも悪影響が出てしまいます。

自分の適正体重を知り、葉酸やビタミン、鉄分をしっかり摂るなどバランスの良い食生活を心がけましょう。妊婦さん向けのサプリなどで栄養を補うのもおすすめです。

おわりに

妊娠13週はいよいよ安定期目前。体調も回復し、気持ちもらくになる妊婦さんも多いのではないでしょうか。まだつわりなどの症状が続いているという方も心配しすぎず、そのうち終わると気楽に構えてみるといいかもしれませんね。

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